▶ 海外でネットを使う
主に以下の5つの方法があるようです
海外ローミング(auのサービスを使う)
現在のSIMのまま海外で使う。料金が非常に高くなるため長期利用には不向きWi-Fiルーターのレンタル
下記3か4のSIMが設定済で、借りてすぐに使える。主に短期旅行者向けで料金は高め、返却の手間と持ち歩く機器が一つ増えることもマイナス複数国対応の(周遊)SIMを購入
国をまたいで使用でき、日本で事前に購入できるものも。SIMの抜き差しやスマホの設定を、国ごとにいちいち変える必要がなく楽。ただし旅行者用で料金は高い現地のSIMを購入
最も安価に済みそう。ただし国ごとの購入と、設定やカード自体を切り替える必要有フリーWi-Fiでしのぐ
滞在先や職場にWi-Fiがあり、移動中や街中で使う機会が少なければこれも選択肢かなと
▶ SIMについて
eSIMは書き換え可能なICチップが本体に内蔵されているイメージ。一方、SIMカード(物理SIM)は通信会社のデータが書き込まれた小さなICチップを、必要に応じて差し替える。スマホで別のゲームを開くことと、ファミコンのカセットを替える違いみたいな感じです
eSIMは、各通信業者が配布するQRコードやアプリで初期設定を登録。一度登録すればiPhoneの設定画面からSIMを切り替えられる →ex. eSIM登録方法例, eSIMの切り替え方法
物理SIMは、各業者が配布する設定ファイル(プロファイル)をダウンロードして初期登録(手打ちでAPNを登録することは今どき稀なよう)。一度登録すればeSIMと同様に設定画面から切り替えできるが、SIMカードを抜き差しして入れ替える手間がひとつ余分にかかる →ex. プロファイルでのAPN登録例, 手打ち登録例(昔)
iPhone11は「物理SIM + eSIM」のデュアルSIM・デュアルスタンバイ(同時待受)に対応。eSIMプロファイル(設定情報)は最大8つ保存可能
以下、手間(主に物理SIMの交換)を省いた活用案
それぞれの国でeSIMを契約。設定画面からプロファイルを切り替えて通信で用いるeSIM(通信事業者)を変更
二国間を頻繁に行き来する場合、それぞれ物理SIM、eSIMで契約を分けておくと、プロファイルを切り替える手間が不要 (デュアルスタンバイ)
上限三ヶ国かつ物理SIMのみで対応する場合、デュアルSIMのWi-Fiルータを別途持参することで、SIMカードを抜き差しする手間は無くなる。前記のレンタルルータと同じく、持ち運びや充電する機器は一つ増える →ex. Aterm MR10LN
A国は長期滞在、B国C国は出張程度。であれば、A国は長期用の現地SIMを使い、B国C国はフリーWi-Fiや短期用の安いSIMで対応するのもアリかなと
cf. ahamo, areus.jp:デュアルsimを使う設定方法,
apple: iPhoneでeSIMを設定する, 世界のeSIM業者検索
▶ 現地SIM契約の手続き
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eSIMに対応する海外通信事業者の中には、日本でオンライン契約できる業者もある
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多くはプリペイド型。購入したSIMで更新(チャージ)可能なものも有り
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以下、在住者などの解説や体験記を参考までに(信頼性は不明)
インドネシア
※90日以上滞在かつ現地SIMを使う場合、持ち込むスマホのIMEI登録が必要のようです (cf. au: IMEIの確認 )
タイ
フィリピン
マレーシア
▶ 出国前のスマホ手続き
※ご存じ・不要でしたらスルー願います
① SIMロック解除(必須)
未解除の場合、au以外のSIMが使用できません
② 番号の維持について
しばらく使わない場合、料金を抑える方法は主に2つ:
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一時休止(au)
電話番号とメールアドレスを5年まで保管
電話・SMSは不通、メールは全削除、au関連サービスは全停止
一時帰国が多いと、毎度の手数料や再開手続きなど面倒そうですね
料金:月額409円、手数料3,850円
> cf. au: 一時休止・再利用 -
他社(MVNO/格安SIM)への乗り換え
ezwebのメアドやauサービスが消える以外は、国内の通話・SMSは今まで通り使える。料金やギガは業者とプランによる。現在の番号で現地対応が必要であれば、海外ローミングにも対応した業者とプランが必須。維持費的にはpovo一択?ただしプランが他とは違い特殊なようです >cf. lc-mexico.com, note.com/namikosaji, 海外ローミング対応業者リスト, povo:海外ローミング







